2011年04月28日
母の日が近づいてまいりました。
プレゼントでお悩みの方は是非参考にしていただければと思います。
当店こだわりの完全オリジナル商品を3種類ご紹介いたします。
ここにご紹介する商品は美しい日本の四季と当店テーマカラーを
10色の伝統色で表現しております。
定番色...茄子紺色×鬱金色 春...桜色×鶯色 夏...瓶覗色×白色
秋...木蘭色×臙脂色 冬...銀鼠色×墨色
オリジナルよろず袋 ¥3,575-
別染ちりめん地を使用し、一つ一つ丁寧に手作業で作っている
こだわりの品です。実用的なだけでなく、表と裏の色が違い、
目でも楽しんでいただけます。
オリジナル手ぬぐい ¥1,050-
こちらの柄は七宝つなぎ文様です。
尾崎家13代目の洋画家・尾崎悌之助が描いた七宝つなぎ文様を使用し、
風情のある手ぬぐいです。
オリジナルレターセット ¥1,575-
鳥取の因州和紙を使用し、オリジナル手ぬぐいと同じ七宝つなぎをとり入れており、
ぬくもりを感じる品です。
母の日にプレゼントと一緒に感謝の気持ちのこもった
お手紙を添えてみてはいかがでしょうか。
カテゴリー|折々の贈り物
投稿者|森田
2011年04月27日
鳥取市内は桜も散ってしまいましたが、まだ肌寒い風を感じます。
そんな中、尾崎呉服店にこの夏の新商品が届きました。
夏の定番、浴衣。
中でも抜群の品質と人気を誇る東京・日本橋の老舗"竺仙(ちくせん)"から、浴衣反や半巾帯、兵児帯などを、厳選して新入荷いたしました。
竺仙の浴衣を取り扱うのは、鳥取市内では尾崎呉服店のみです。
近年、浴衣というと安価なプレタポルテの製品が主流となりつつありますが、尾崎呉服店は、呉服本来のオーダーメイドにこだわります。
反物を選び、お一人お一人に合わせた寸法でお仕立てする浴衣は、格別に着やすく、美しく、素晴らしい満足感を得られることをお約束いたします。
写真の浴衣反は、竺仙の定番、万寿菊柄です。
雑誌「和楽」の2011年4月号付録のバッグの柄になっていましたので、ご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大胆でありながらも、品を損なわず優美な柄ゆきです。
菊の中心にところどころ差された朱がぴりりと効いています。
竺仙 コーマ地染浴衣反 万寿菊柄
¥26,250-
(価格に御仕立て代は含まれません)
夏に向けて、商品のラインナップを順次お伝えしてまいりますので、どうぞお楽しみに。
カテゴリー|人気商品
投稿者|前田
2011年04月19日
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
昨年春に引き続き、今年も尾崎呉服店は"Parade"に出店します。
"Parade"は今回8回目の開催となり、すっかり定着した感のあるイベントですが、
皆様はお出かけになったことがおありでしょうか?
"Parade(パレード)"は、かつて「川端銀座」と呼ばれ、鳥取市内随一の賑わいを見せた川端通り商店街のアーケード下で開催される"古本と暮らしの蚤の市"です。
付近の店舗がこの日限りの出店を出したり、アーティストによるワークショップや路上ジャズライブなどが催されます。
尾崎呉服店は昨年初めて出店しました。
呉服店としては初出店ということで、大勢の方にお声をかけていただきました。
前回、店舗は工事中でしたが、今回は新店舗でのオープン後初めての出店です。
普段呉服店に馴染みのない方にも、気軽に足を運んでいただくきっかけになれば...と思っております。
当日は尾崎呉服店オリジナル商品や小物を販売するほか、わけあり品もParade特別価格で出品いたします。
"古本と暮らしの蚤の市"と謳っているように、各ブースでは古本も扱っておりますので、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれませんよ。
出店リストなど詳細はcafe dropさんのこちらのページをご参照ください。
4月29日(金・昭和の日)11:00~16:00
当日は「花のまつり」のため、鳥取市街のメインストリート・若桜街道も歩行者天国になります。
「小雨決行」とのこと。
ぜひ、お立ち寄りください。
カテゴリー|お知らせ
投稿者|前田
2011年04月18日
尾崎呉服店3階のスペース「gridⅠ」より、
次回の企画展のご案内です。
「齋藤有希子展 Yukiko Saito : Paintings and Drawings」
2011年5月28日(土)―7月18日(月・祝)
鳥取育ちの新進気鋭のアーティスト、齋藤有希子の作品展を開催いたします。
最新作も含め、約20点を展示する今回の展覧会は、作家にとって初の"里帰り"の個展でもあります。
企画展の詳細は↓こちらのページをご覧ください。
展覧会初日にはアーティスト・トークやオープニング・パーティーも催されますので、ぜひご参加ください。
カテゴリー|grid
投稿者|前田
2011年04月13日
皆様こんにちは。
桜が満開で気持ちのよい日が続いております。
最近日差しが強くなり、日向ではジリジリ焼けるように感じます。
日傘の時期が近づいてまいりました。
尾崎呉服店ではお洒落な日傘をご用意しております。
ムガ日傘 ¥15,750-
ムガとは野生の蚕の繭を紡いだ天然素材のシルクです。
自然の色の濃淡が豊かな風合いを生んでいます。
ムガは日差しを遮るだけでなく、太陽熱も遮るのでこれからの暑さにも対応できる日傘です。
レース付日傘(ブルー) ¥24,150-
麻と綿の混紡素材で見た目も涼やかな日傘です。
レース付日傘(黒) ¥24,150-
黒色と白いレースのコントラストが綺麗な日傘です。
レース付日傘のたたんだ様子です。
この日傘は持ち手が特徴的です。
竹の節が粋な印象で、しっとりと手になじみ大変持ちやすいです。
(同じタイプのベージュ色のレース付日傘もございます。)
お洒落な日傘でゆっくりお散歩などいかがでしょうか。
カテゴリー|人気商品
投稿者|森田
2011年04月12日
尾崎呉服店近くの旧袋川沿いの桜並木も満開です。
新しいスタートの季節がやってきましたね。
先日、尾崎呉服店に嬉しい知らせが届きました。
昨年2010年10月10日に社屋兼店舗を新築オープンした当店ですが、
設計をお願いした竹中工務店広島支店設計部の秦敏彦氏が、株式会社小田屋尾崎の新社屋・店舗建築で、竹中工務店の2010年度設計技術賞を受賞なさったということです。
HP上で店舗の写真をあまり使っておりませんので、この機会に、少し店内をご紹介差し上げようと思います。
まずこちらが社屋兼店舗の外観です。
横長の独特のショウウインドウのある1階が尾崎呉服店、
2階が尾崎質店、
3階がgridという、三層構造の建物です。
呉服店のショウウインドウを縁取るモアレ構造の意匠は、尾崎家13代目の洋画家・尾崎悌之助が描いた七宝つなぎ文様です。
右側が尾崎呉服店の入口、左側が尾崎質店のショウウインドウと2階へ続く階段の入口です。
1階正面入口を入っていただくと、左手には着物と帯や、伊と忠の履物コーナーがあります。
対する店舗右側には、和装小物、尾崎呉服店オリジナル商品などのコーナーがあります。
1階から3階までを貫く明るい吹き抜けを階段で上っていただきます。
従来の呉服店とは違い、売り場に畳敷きの間を設けておりませんが、店舗の奥には既存の母屋の和室を利用した試着室をご用意しました。
1階から3階までを貫く印象的な階段は、この建築の核となるデザインです。
2階へ上がってすぐ左側に質店の売り場が見えます。
売り場奥の扉を入ると、お預かりや買取の受付カウンターです。
鳥取一の老舗としてご愛顧いただいている尾崎質店。
新築で店の雰囲気は一新しましたが、シンボルだった帳場の衝立を旧店舗から受け継ぎました。
路面から2階の尾崎質店へ直接上がっていただける階段もあります。
3階はアートスペースgridです。
二部屋あるうち、こちらはgridⅠ。
現代美術や着物に関する様々な企画展を開催します。
グリッド(格子)状のガラスブロックの採光が印象的なgridⅡは洋画家・尾崎悌之助の作品を展示する一室です。
彼の描いた七宝模様が、当店を象徴する意匠として、建築やオリジナル商品、ロゴマークなど、随所に生かされました。
gridⅠ、gridⅡは、それぞれの室内から双方の展示や下階の様子などがうかがえる構造になっています。
異なるジャンルが三層に分かれた建物ですが、建築内の空間は一体と感じられるような工夫がいたるところに施されています。
江戸時代以前より続く長い歴史を持つ当店。
老舗としてのプライドを持ちつつも、それに驕らず常に革新的、挑戦的であろうとする姿勢を反映した建築です。
幾度もミーティングを重ね、設計・施工サイドとイメージを共有していきながら創りあげました。
この空間は、お客様お一人お一人がじっくりと着物やアートと対話していただくことで、本当の完成を見ます。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
(写真撮影:古川泰造)
カテゴリー|尾崎呉服店の建築
投稿者|前田