2013年10月28日
皆様、こんにちは。
鳥取の尾﨑呉服店です。
厭わしい暑さも去り、いよいよ冬の訪れを感じるようになりました。
肌着、長襦袢、着物を重ね着する和服は保温効果に富み、
これからの季節、寒さ対策は万全と言えます。
それなら、次に目を向けるのはやはり、お着物でのお洒落でしょうか。
冬の着物のお洒落と言えば、ショールやストール、羽織やコートが一般的です。
けれど、尾﨑呉服店では敢えて隠れてしまう所、"長襦袢"に注目してみたいと思います。
袂や袖口から覗く長襦袢は、あまり表に出るものではありません。
しかし、帯揚げや帯締でお着物の雰囲気が変わるのと同様に、
長襦袢の存在感は中々侮れないものがあります。
渋めのお着物に明るい色調のものを合わせてみたり、
色鮮やかなお着物には、シックな色柄でクラシカルな雰囲気にしてみたり。
ちょっとした動作の際にちらり、と見える長襦袢でお着物の印象は
色々と違って見えるものです。
さり気なく、それでもしっかりとお着物の要素を際立たせてくれる。
長襦袢はワンランク上のお洒落を実現する、素敵なアイテムであると言えます。
この冬は是非、そうした「ちらりと覗くお洒落」を楽しまれてみてはいかがでしょうか。
尾﨑呉服店では、宝尽くし、格子、水玉など、様々な柄の長襦袢を豊富に取り揃えています。
少しでも興味、関心のある方は、お気軽に当店までお越し下さいませ。
いつもと一味違うコーディネートに、きっと冬のお出掛けが待ち遠しくなると思います。
カテゴリー|お知らせ
投稿者|呉服スタッフ
2013年10月15日
皆様こんにちは。
先日、10月12日(土)に「山下 健 展 ―着尺と帯―」が、尾﨑呉服店3階アートスペースgridⅠにてオープンしました。
当日、午後2時からのギャラリートークでは、沢山の方にお越しいただき、和やかな雰囲気でスタートしました。
お着物をお召しになったお客様も多数ご来店され、華やかな会場となりました。
トークでは、染織作家として独り立ちされるまでの経緯や、紙布や板締の制作技法のお話など、普段なかなかお聞きすることない貴重なお話に、皆様真剣に耳を傾けておられました。
また、夕方4時からは作家を囲んでのオープニングパーティーが行われました。
作家自ら説明される制作工程のお話は説得力があり、一つの作品が出来上がるまでに想像を絶する労力と時間を要することが良く分かりました。山下さんが用意して下さった資料は理解の良い手助けとなりました。
ギャラリートーク後の作家を囲んでのささやかなパーティーの様子
オードブルは"cafe nee"です。
「山下 健 展 ―着尺と帯―」
2013年10月12日(土)―12月15日(日)
"grid Ⅱ"では「尾﨑悌之助展―黒と白―」を同時開催致しております。
こちらもあわせてご高覧くださいませ。
カテゴリー|grid
投稿者|質スタッフ