2016年09月16日
皆様、こんにちは。
鳥取の尾﨑呉服店です。
気候が大分秋らしくなってきました。
"芸術の秋"として美術館へ出掛けたくなる季節の到来、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日のブログでは、10月1日(土)と2日(日)の2日間行われる、"元魚町一丁目芸術祭"のお知らせを致します。
2年に1回のペースで行われるこの芸術祭も5回目を迎えました。
今回は、谷口ジローのパネル展示や町民によるプロ顔負けの作品展など恒例の展示に加え、
かつて川端通りで運営されていた映画館「帝国館」の館主にして、
鳥取の映画文化を育てた元魚町出身の尾﨑脩三(俳人:尾﨑坡酔)の業績を写真や資料によりご紹介し、
同時に活動写真上映会を開催します。
音楽の分野では元魚町で生まれ育ち、現在全国的に活躍中のサクソフォーン奏者:竹田歌穂が
音楽仲間とともに演奏する「元魚町サクソフォーンカルテットコンサート」が行われ、
五臓円ビルの2Fでは、翻訳家:原正人が谷口ジローの人気の秘密に迫る講演会が実施されます。
毎回好評を頂いている、町内の女性たちの手作り和菓子で子どもたちがお手前を披露する抹茶席や、
同じく手作りのお菓子と珈琲をお出しする珈琲カフェもありますので、鑑賞の合間にほっと一息ついて頂きたいです。
また、当店でも関連企画として、gridⅠでは、元魚町のこの地で生まれた俳人:尾﨑坡酔(尾﨑脩三)の俳句や業績を短冊や写真によりご紹介する"元魚町が生んだイケメン俳人 尾﨑坡酔展"を、gridⅡでは坡酔の孫にあたる実力派の抽象画家:宮塚春美の作品を展示する"宮塚春美展 Recent works"を開催します。
鳥取を舞台に句作に取り組んだ祖父と、現在、国内外で作品発表を続ける孫娘との共演という、
内容の濃い展覧会になっておりますので、きっと見ごたえがあると思います。
また、"尾﨑坡酔展"では、1日(土)の14:00-15:00に演題「もうひとりの"尾﨑"」として講演会を行う予定です。
講師に鳥取短期大学非常勤講師:西尾肇氏をお招きしており、先着30名ですが、聴講無料ですので、
是非、当店3Fのアートスペースgridまでお立ち寄りくださいませ。
いつも町内外の人達が集まり、とても賑やかな雰囲気で行われる"元魚町一丁目芸術祭"。
本当に盛りだくさんの内容になっていますので、この機会にお誘いあわせの上、
元魚町ならではの"芸術"をお楽しみになられてはいかがでしょうか。
"元魚町が生んだイケメン俳人 尾﨑坡酔展" gridⅠ
2016年10月1日(土)-23日(日)
"宮塚春美展 Recent Works" gridⅡ
2016年10月1日(土)-23日(日)
カテゴリー|grid
投稿者|呉服スタッフ
2016年09月13日
皆様、こんにちは。
鳥取の尾﨑呉服店です。
秋らしいひんやりとした風が吹くようになりました。
今年は厳しい残暑がなく、爽やかな秋の始まりとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日のブログでは、現在書店で販売中の「きものSalon 2016-17秋冬号」に掲載されました、
当店の新商品、「美術工芸 啓(ひらく)」の袋帯をご紹介します。
帯メーカー「美術工芸 啓」は、「織司なかむら」や「京都 小阪」とともに注目されている京都の新星ブランドです。
徹底的に素材にこだわり、高度な伝統技法で生み出される帯は、
古典を踏まえつつも現代的な感覚を取り入れた、洗練されたデザインになっています。
高い品質を誇る、今話題のブランドの帯ですので、是非チェックしてみて下さい。
「美術工芸 啓」 袋帯 押し本漆本金箔 生引き糸 グレー地 新熨斗目
¥432,000-(税込)
こちらが冒頭でも触れました、「きものSalon 2016-17秋冬号」に掲載された袋帯です。
巻頭の特集ページを捲ってすぐ、波模様の附下をすっきりと着こなした女優:藤原紀香さんが、
締めている帯をご覧くださいませ。
伝統的な熨斗目柄がモダンに感じられる新鮮なデザインで、
金糸の縦縞の間をシックな紺縞が通り抜けています。
絹糸は、エルメスのスカーフなどにも用いられる「ブラタク」の生引き糸が使われているため、
艶やかで透明感のある光沢を放ち、風合いも柔らかです。
シャープな色使いと、絹糸、金糸、それぞれの輝きが帯の印象を一層上品にしています。
静かな存在感が上質な洒落感を演出してくれる、「啓」ならではの都会的感性が光る帯です。
控えめで、けれど地味になりすぎることのない、洗練されたフォーマルスタイルを
演出したい時にいかがでしょうか。
「美術工芸 啓」 袋帯 押し本漆本金箔 生引き糸 グレージュ地 献上彩緘
¥432,000-(税込)
グレージュ地に縅(よろい)文のような意匠が、柔らかな色調で織り出されている袋帯です。
和紙に漆を接着剤にして本金箔を貼り付けた「押し本漆押本金箔」の金糸が用いられているため、輝きに奥行きを感じます。
また、白糸は雪のように白く、ベージュ糸は温かみのある絶妙な色合いであるなど、
色彩の美しさが目を引く、凛とした雰囲気が魅力です。
糸の一本一本に気を配り、色を吟味し、高い技術を用いて織り上げられた帯は、
いたずらに華美に走ることのない、清楚な美を湛えています。
上質を知る大人の女性に、きっとご満足頂ける一本です。
日本の伝統美を大切にしながら、海外ブランドにも目を向け、新しい図案意匠化に取り組む「美術工芸 啓」。
世代を越えて愛される普遍性を備えた色柄は、末長くお使いになれると思います。
今までとはまた違う、ワンランク上のコーディネイトをお楽しみになりたい方は、どうぞご来店くださいませ。
*お仕立て代は価格に含まれておりません。
*当店では積極的なネット販売は致しておりませんが、
電話やメールなどでご連絡をいただき、ご注文を承ることは可能です。
気になられる商品がございましたら、お気軽にお尋ねください。
"鳥取工芸フェア"
2016年9月5日(月)-10月30日(日)
鳥取の工芸をテーマにした装いをなさってみられませんか。
織物、陶芸、木工、それぞれの分野で鳥取ならではの商品をご用意しています。
ご覧になられるだけでなく、身に付けられてその良さをご実感くださいませ。
カテゴリー|新商品
投稿者|呉服スタッフ
2016年09月06日
皆様、こんにちは。
鳥取の尾﨑呉服店です。
秋を迎えて最初の祝日といえば「敬老の日」ですね。
今年は19日(月)ですが、もうプレゼントの準備はお済みでしょうか。
まだお悩み中という方のために、本日のブログでは、
「敬老の日」の贈り物にぴったりの新商品をご紹介したいと思います。
探してみると意外に見つからない模様の小物をご用意しましたので、
他の人とプレゼントがかぶってしまうのでは・・・とご心配な方にいかがでしょうか。
温かみを感じるふっくらと丸みを帯びた花菱が入った、個性的なデザインのシリーズです。
軽く持ち運びしやすいペンケースに、バスや電車での移動が増えるご年配の方に重宝して頂ける小銭入れ。
外出時の身だしなみチェックに便利なコンパクトサイズの手鏡と、中々お洒落なものが見つからない判子ケース。
日常生活にあると嬉しい、全部で4種類のお役立ちグッズです。
それぞれピンクとブラックの色違いがあり、地色のベージュは薄暗いところでも目立つので、
バッグの中から見つけやすいという嬉しいポイントもあります。
同じシリーズで普段使いのアイテムを揃えられると、手軽にワンランク上のセンスある小物使いになりますので、
まだまだお洒落を楽しんでもらいたいお祖母様へ、4つをワンセットにしてプレゼントされると喜んで頂けそうです。
また、可愛らしい柄ですが、ブラックは割合シックに映るため、男性の方でもお使いになれると思います。
お祖父様とお祖母様にペアで贈られても素敵ですね。
ラッピングも承っておりますので、お気軽にスタッフへお声かけ下さいませ。
*当店では積極的なネット販売は致しておりませんが、
電話やメールでご連絡を頂き、ご注文を承ることは可能です。
気になられる商品がございましたら、どうぞご来店下さいませ。
"鳥取工芸フェア"
2016年9月5日(月)-10月30日(日)
コーディネイトに取り入れられる鳥取ならではの工芸品が多数ございます。
鳥取をテーマにした趣向性の高い装いをなさってみられてはいかがでしょうか。
カテゴリー|折々の贈り物
投稿者|呉服スタッフ