スタッフブログ|2020年4月

  1. 単衣で気分も軽やかに [2020年04月17日]

単衣で気分も軽やかに

2020年04月17日

皆様、こんにちは。
鳥取の尾﨑呉服店です。


新型コロナウィルスが世界各地で猛威を振るい、感染拡大防止に依然として予断を許さない状況が続いていますが、季節は春から夏へと確実に近付いています。今年も裏地のない単衣の季節が巡ってきました。連日のコロナ関連のニュースに心が晴れない毎日ですが、せめて装いだけでも軽やかな単衣にして、季節の移ろいを楽しむ心の余裕を持ちたいものですね。


今回のブログでは、暗い気分を吹き飛ばしてくれる、目の覚めるような艶やかな山下健さんの力作が新入荷しましたのでご紹介します。山下さんは鳥取市青谷町在住の染織作家で、力強さのなかにもしなやかさのある作風で全国的に高い評価を受けています。この度は春単衣を意識して、山下さん定番のしずはた織の薄色の着尺に、新緑を思わせる色合いの板締の九寸帯を合わせ、これからの季節にぴったりな装いをご提案したいと思います。

 

 

 

山下健 コーディネート 200px.jpg  山下健 着尺反 生成 500px.jpg  山下健 帯 黄色700px.jpg
山下 健 しずはた織着尺反 白茶 
 ¥660,000-(税込)
山下 健 板締絣九寸帯 黄色とグレー
 ¥550,000-(税込)

 

しずはた織は、緯糸の一部を浮かせて模様を織り出す浮織の一種です。照明に当たると表面の凹凸が陰影を作り、無地紬とはいえ控えめな華やかさを醸し出します。さらに身に纏うと無地紬とは思えない豊かな表情をみせ、奥行きを感じさせます。ビワで染められた白茶色の着尺は、春単衣にふさわしい薄色というだけではなく、白いキャンヴァスのように、どのような色柄の帯でも受け止める汎用性があり、重宝していただけると思います。ハリのある生地ですので、袷はもちろん単衣にも最適です。今回は、山下さんの個性が光る黄色い矢羽模様が印象的な板締絣九寸帯とコーディネートしてみました。着尺が無地ですので、このようなインパクトのある大胆な柄ゆきの帯を合わせた方が、無難に終わらずお召しになる方を引き立たせてくれます。来月であれば初夏をイメージした黄緑色や水色、卵色の帯揚や帯締を組み合わせて、季節を先取りするのもいいですね。

 

外食、外出もままならない昨今、ご自宅で日常生活を粛々と営む日々。いつもの食卓、いつものメンバーで過ごす毎日であっても、たまには作家物の器に料理を盛りつけ、装いも新たに尾崎呉服店おすすめの春単衣向きのコーデで気分を上げ、心豊かにお家ライフをエンジョイされませんか? 特別な外出着ではなく、工芸作家の着物と帯という究極の普段着で作り手からパワーをもらい、こういう時だからこそ家での平凡な生活を前向きに捉え堪能なさいませんか?

 

 

 

*御仕立て代は価格に含まれておりません。
*当店では積極的なネット販売は致しておりませんが、電話やメールでご連絡をいただき、ご注文を承ることは可能です。気になられる商品がございましたら、お気軽にお尋ねくださいませ。

カテゴリー|新商品

投稿者|呉服スタッフ

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