尾崎悌之助展―描かれた人々―

2012年5月8日(火)―10月28日(日)

9:00―18:00 毎月第3水曜日、8月13日(月)―15日(水)休 入場無料

1910(明治43)年、鳥取市元魚町に生まれた尾崎悌之助は、京都高等工芸学校(現京都工芸繊維大学)に進み、関西美術院で黒田重太郎に絵画を学びます。在学中より独立展などに出品し、卒業とともに帰郷した後も、義兄の伊谷賢蔵らが結成した行動美術協会などで中央での活躍を続けました。  尾崎フォーヴと呼ばれる力強い作風で知られた尾崎は、風景と静物を好んで画題に選びましたが、一方で家族や親しい人々を中心に描いた人物画も遺しています。深い愛情をもって描いた家族、畏敬の念とともに描いた郷土の先輩たち、旅先で見かけた名も知らない異国の人々など、画家ならではの観察眼で描かれた人々の姿は、それぞれに個性的であり魅力的です。本展では、タブローをはじめ、デッサンなど、約14点を展示いたします。 紹介される機会の少ない尾崎悌之助の人物画を一堂に展示することで、これまでよく知られた尾崎悌之助の一般的なイメージとはまた違う、画家の新たな魅力をご覧いただければと考えます。

※なお、2012年8月25日(土)-10月28日(日)は「やなぎみわ展」を開催します。

《子供天国①》1952年
油彩・キャンヴァス 130.0×162.0cm

《幻想》1954年
油彩・キャンヴァス 145.5×112.0cm

《I氏像》1954年
油彩・キャンヴァス 116.7×91.0cm

《老人と石造》1956年
油彩・キャンヴァス 112.0×145.5cm

《ルーヴルにて》1962年
油彩・キャンヴァス 90.5×73.0cm

《無題》制作年不詳
油彩・キャンヴァス 65.2×53.0cm

※会期中一部展示替があります。