S&Sコレクション

2015年1月10日(土)―6月28日(日)

9:00―18:00 毎月第3水曜日休 入場無料

この度、grid Ⅱ では鳥取市在住の匿名のコレクターによって収集されたS&Sコレクションを展示いたします。このコレクターは現代美術を専門に収集し、鳥取では尾﨑悌之助とも交流がありました。1980年代から1990年代にかけて関西で美術関係の仕事に就いていたため、特に関西ニューウエーヴと呼ばれた作家たちと親しくしていたとのことです。 今回の展示ではコレクターが個人的に親しくしていた作家を中心に日本の現代美術の中核に位置する作家たちの作品を特集いたします。中村一美は昨年、国立新美術館における大規模な回顧展が記憶に新しく、今や国際的に活躍する森村泰昌と藤本由紀夫の珍しいコラボレーションも是非御覧ください。津上みゆきと河合美和という実力のある二人の女性画家の作品はコレクションの広がりを暗示し、惜しくも早世した館勝生の小品はコレクターにとって特に思い入れのある作品とのことです。ドイツで活躍する現代美術家、ユルゲン・クラウケの連作は日本の美術館でもなかなか目にすることができないでしょう。 国内外の美術館に多数の作品が収蔵されている重要な作家揃いの展覧会であり、全ての作品が鳥取初公開となります。この地ではありえない現代美術の最前線との遭遇をお楽しみ下さい。

中村一美 《山水》1993年
油彩・キャンヴァス

館勝生 《Buquet》1997年
油彩・キャンヴァス

北野吉彦 《無題-刈安色
(日本の古色シリーズ)》2007年
油彩・立方体キャンヴァス、合板

齋藤有希子 《Ne t'inquiete pas》2008年
アクリル・綿布

石川裕敏 《Pick up drops '14-3》2014年
油彩・キャンヴァス

河合美和 《2014.JAN-3》2014年
油彩・キャンヴァス