アートと着物と人が出会う小さな空間をつくりました。
呉服店の催事場でもなく、単なるギャラリーでもない、小田屋尾崎にしかできないアートの可能性を探っていく実験場のようなスペースです。grid Iとgrid IIの2部屋に分かれ、それぞれ異なるテーマの企画展を同時開催していきます。
「grid I」では、現代美術、山陰、着物というキーワードのもと、年に数回、企画展を開催します。ここでしか実現しない作品と作品、人と人の出会いをぜひ体験してください。
「grid II」では、尾崎家13代目であり鳥取を代表する洋画家のひとり、尾崎悌之助(1910-1986)が遺した作品を展示いたします。スペース「grid」は、かつて彼のアトリエだった店舗の3階と同じ位置に設置されています。
《闘牛場の壁》1961年
油彩・キャンヴァス 90.9×116.7cm
《ノートルダム》1962年
油彩・キャンヴァス 90.9×116.7cm
《ぼたん》1974年
油彩・キャンヴァス 31.8×40.9cm
《古代ギリシャへの憧れ(A)(青ひげ)》1978年
油彩・キャンヴァス 116.7×90.9cm
《古い僧院》1978年
油彩・キャンヴァス 53.0×45.5cm
photographs : Ryoko Tanaka