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お茶席の着物フェア -秋単衣コーディネイト- のお知らせ

2017年07月14日

皆様、こんにちは。
鳥取の尾﨑呉服店です。


真夏のような暑い日が続きます。
伊達締など、着用小物を麻素材にして、少しでも夏着物を涼しく着られるよう工夫する日々、
皆様、いかがお過ごしでしょうか。


本日のブログは、来月からスタートする「お茶席の着物フェア -秋単衣コーディネイト-」のお知らせです。
秋が近づくと、お茶会に招かれることが多くなってくると思います。
お着物をお召しになる絶好の機会とはいえ、実際にお呼ばれしたとき、どのような装いをすればいいか
悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
茶会も気軽なものから格の高いものまで様々ですので、難しく感じられるかもしれませんが、
せっかくですからお着物で、主催者への礼節を示したり、所作の美しさにも磨きをかけたいですね。
今回のフェアでは、これからの季節に必要になってくる単衣着物で、お茶席に向く秋単衣コーディネイトを
ご紹介していきたいと思います。
肌映りの良い色無地や品の良い附下、小紋などで、衣替えの時期を彩るお茶席ならではの
素敵な着こなしをお楽しみくださいませ。


それではまず、お茶を習い始めた20代から30代のお嬢様にお勧めの装いをご紹介します。
単衣着物の着用期間は、春は6月、秋は9月の年2回と、大体一ヵ月程度のため、
袷着物にくらべてお召しになる機会があまり多くありません。
そこで、季節を問わない色柄の小紋反1反で、秋と春、それぞれの単衣着物コーディネイトを考えてみました。


お茶席単衣コーディネイト(秋).jpg  袋帯 .jpg
小紋着尺反 グレー地 蛍ボカシ
 ¥108,000-(税込)
都織物 袋帯 白地 蜀江松竹梅
 ¥237,600-(税込)
帯揚 薄黄色
 ¥14,040-(税込)
帯締 葡萄色
 ¥16,200-(税込)
水色がかったくすみのないグレー地に、鹿の子絞りのような柄が染め抜かれた小紋反です。
無地感覚ですのでコーディネイトしやすく、帯次第で格を変えることができます。
合わせるのは、銀色に光る帯地に松竹梅の意匠が織り出された、新入荷の袋帯です。
パステルカラーの色糸と金糸がほどよい華やぎを与えています。
柔らかな柄ゆきも女性らしく、凛とした気品を漂わせている一本です。
このままですと季節感がありませんので、葡萄色の帯締を乗せてさりげなく"秋"を表現し、
秋単衣のコーディネイトが完成しました。
お茶席の着物は控えめに、というイメージがありますが、お若い方ならこれくらいの華やかさが
あっても素敵だと思います。
お運びなどのお手伝いのときにお召しになると、お席の雰囲気が明るくなりそうです。


お茶席単衣コーディネイト(春).jpg 袋帯(春)まわりアップ.jpg
小紋着尺反 グレー地 蛍ボカシ
 ¥108,000-(税込)
夏袋帯 白地 菊に菱文
 ¥259,200-(税込)
帯揚 絽 斜めボカシ 水色 
 ¥15,120-(税込)
夏帯締 薄緑色(房:ベージュ)
 ¥16,200-(税込) 
夏袋帯を合わせた春単衣のコーディネイトです。
優しい色調のふっくらとした菊文が配され、帯の表情を立体的にしています。
やや大ぶりの柄ゆきが若々しさを感じさせてくれる、こちらも新入荷の袋帯です。
清潔感のある水色の帯揚に、薄いグリーンの帯締を選んで、夏の予感を取り入れながら上品にまとめました。
飛び柄の小紋に帯で格を持たせた装いですので、たくさんの方が集まる大寄せやイベント茶会など、
初心者の方でも参加されやすい軽めの茶会のときにいかがでしょうか。


*御仕立て代は価格に含まれておりません。
*当店では積極的なネット販売は致しておりませんが、
電話やメールでご連絡をいただき、ご注文を承ることは可能です。
気になられる商品がございましたら、お気軽にお尋ねくださいませ。


藤井絞 浴衣フェア
-夏にひらく絞りの花-

2017年5月1日(月)-7月30日(日)

フェアの期間が残り少なくなってきました。
浴衣は袷着物と違って裏地が要りませんので、比較的早めに御仕立てできます。
周りと差のつく一枚を手に入れたいとお考えの方は、是非ご来店くださいませ。

カテゴリー|お知らせ

投稿者|都