2017年11月01日
皆様、こんにちは。
鳥取の尾﨑呉服店です。
日々、秋が深まっていくのを感じます。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
芸術の秋と洒落込んで、工芸色の強いお着物や帯を身に着けられるのも素敵ですね。
本日のブログでは、この度、染織作家 山下健さんが鳥取市の芸術文化に特に功績のあった方に贈られる
「第42回鳥取市文化賞(2017年)」を受賞されましたことをお知らせします。
鳥取市青谷町で長年にわたり着尺や帯を手掛けておられる山下健さんは、
その力強くもしなやかさのある作風で全国的にファンの多い作家です。
尾﨑呉服店は鳥取市内で唯一、山下さんの作品を常時取り扱っています。
2013年には当店3Fのアートスペースgridにて、企画展「山下 健 展 ―着尺と帯―」を開催しました。
青谷町の楮紙を使った帯やご自身で栽培された植物で染めた着尺など、素材に強いこだわりを持って
織り上げられる作品は、味わい深い地風と天然染料ならではの繊細な色合いが魅力です。
それでは実際に、当店お勧めの山下さんの作品を4点ご覧いただきます。
鳥取が全国に誇る染織作家の作品を是非、この機会にお誂えになられませんか。
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山下健 作 無地紬 しずはた織 栗茶
¥648,000-(税込)
これからの季節に最適なこっくりした栗茶色の無地紬です。
奥行きを感じさせる深みのあるお色目は、山下健さんならではのものです。
しずはた織という技法で織られた反は、一面に細かな凹凸があり、柔らかな光沢を放ちます。
角度や動きによって煌めきが微妙に変化するため、実際にお召しになられると、
無地であることも相まって、大人の女性に相応しい気品を与えてくれそうです。
控えめで、けれど芯の強さを感じさせる一枚は、鳥取の県民性にも通じるように思います。
郷土にゆかりのある作家のお着物を身にまとう、密やかな愉しみを通して、地元への愛着を
深めてみられるのも良いですね。
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山下健 作 板締九寸名古屋帯 《風波》
¥540,000-(税込)
板締染めされたダイナミックな意匠が目を惹く名古屋帯《風波》は、山下さんの代表作です。
力強い柄ゆきに圧倒されますが、色調はあくまで繊細で、綾織特有のしなやかさもあります。
素朴に見えることが多い絣柄でも、模様の独創性や色使いの鮮やかさに、むしろモダンな雰囲気が
引き立つ一本です。
帯の存在感を生かしたコーディネイトがぴったりで、最初にご紹介したしずはた織の無地紬にも良く合います。
今年の秋は、同じ作家の着尺と帯で統一感のある装いをなさいませんか。
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山下健 作 紙布八寸名古屋帯 生成地 縞
¥367,200-(税込)
和紙の生産が盛んな鳥取市青谷町の楮紙をこより、糸を紡ぐという、大変な時間と労力を必要とする
作業を通して織り上げられた紙布の帯です。
軽くてハリがあるので長時間締めていても緩みにくく、丈夫で上質感もあるので、素材が紙であるということを
忘れてしまいそうになります。
濃い目のベージュ地に紺や茶の縞がすっと通るシンプルな模様だからこそ、帯自体が持つ素材感が強く
伝わる一本です。
オールシーズンお使いいただける紙布の帯ですが、とくに単衣の時期と相性が良いので、
先ほどの無地紬を単衣として仕立てられ、秋単衣としてお召しになるときに締められるのもお勧めです。
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山下健 作 紙布八寸名古屋帯 白茶地 縞
¥432,000-(税込)
透明感のある白茶地に、絹糸も使われた経縞がアクセントになっている紙布の帯です。
春単衣のときに淡いお色目の紬などと合わせられると、すっきりとした季節感のあるコーディネイトになります。
また、白に近いお色目で清潔感がありますので、カジュアルであってもくだけ過ぎない装いを
なさりたいときに活躍してくれそうです。
こちらの帯は、活動を始められた初期から、紙布の帯をコンスタントに手掛けている山下健さんの
新柄になりますので、ファンの方は是非チェックしてみて下さいませ。
*価格にお仕立て代は含まれておりません。
*当店では積極的なネット販売は致しておりませんが、電話やメールでご連絡をいただき、
ご注文を承ることは可能です。気になられる商品がございましたらお気軽にお尋ねくださいませ。
名古屋帯&洒落袋フェア
-帯で華やかに-
2017年11月6日(月)-12月24日(日)
今月から「名古屋帯&洒落袋フェア」がスタートします。
年末が近づくにつれて増えてくるパーティーシーンを彩る、とっておきの一本をお作りになられませんか。
この機会にどうぞご来店くださいませ。
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投稿者|呉服スタッフ