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お子様の春の行事を祝うお母様の装い

2019年02月05日

皆様、こんにちは。
鳥取の尾﨑呉服店です。


今が寒さも本番ですが、春はもうすぐ近くに来ています。
春の行事の準備を、そろそろ始められませんか?
今回は、お子様の卒業式・入学式に相応しい装いのご案内をさせて頂きます。

附下着尺反紗綾型地紋自然ぼかし   袋帯池口平八濡れ抜き唐織グレー亀甲詰   帯揚縮緬無地揚梅染   帯締江戸組紐(平)月白色.jpg 紗綾型地紋 自然ぼかし 拡大.jpg  袋帯 濡れ抜き唐織グレー亀甲詰 拡大.jpg  

附下着尺反 紗綾型地紋 自然ぼかし ¥194400-(税込)
袋帯 池口平八 濡れ抜き唐織 グレー 亀甲詰 ¥540000-(税込)

帯揚 縮緬無地 楊梅染 ¥14040-(税込)
帯締 江戸組紐(平) 月白色 ¥16200-(税込)


着物は、紗綾型地紋のグレーがかった水色を基調とした生地で、東雲色のほのかな赤紫色が青い空に昇っていくような色調の附下です。落ち着いた色味で、合わせる帯によって色々な表情に変えられますし、大切な式典である卒入学式の装いとして、控えめでありながらも品の良い華やかさのある附下です。その着物に、 濡れ抜き唐織の亀甲文様の帯を合わせました。
この帯は、緯糸を水に浸し、濡れたまま織り込む「濡れ抜き」という高度な技術が用いられた帯で、見た目がしっとりした 独特の風合いとなり、着物の格をさらに上げてくれているようです。よくしまり、しっかりした生地質です。
この銀糸や白糸で亀甲を織り出した、格のある唐織の袋帯は、触ると「ふんわり」と柔らかで扱いやすい上に、見た目に重厚感があります。

おめでたいお子様のご卒業・ご入学の装いに、目立ち過ぎず、わき役でありながらも華を添え、明るい未来を願う気持ちを、春の曙を表現したような附下と、亀甲文様の帯の組み合わせで表わしてみました。
また、帯締は江戸組紐の平組で、薄い青みを含んだ月白(げっぱく)色、帯揚は着物の色より少し濃いめの青系の縮緬を選ぶことで、すっきりとモダンで都会的な印象に仕上げました。


白梅帯地バッグ 銀糸菱型柄 ¥37,800-(税込).jpg  伊と忠 発姿音ソフト皮草履台М ¥39,960-〈税込) 伊と忠 花緒 織源氏香 ¥8,640-〈税込).jpg

白梅 帯地バッグ 銀糸 菱型柄 ¥37800-(税込)
伊と忠 ソフト皮 草履台 銀 ¥39960-(税込)
伊と忠 花緒 織 源氏香 ¥8640-(税込)    

                            

小物は、白地で、菱取りに銀糸で華文がデザインされた品の良い帯地バッグと、礼装感のあるシルバー台の草履を選びました。
帯地のバッグは、手触りが良く型崩れしにくく、マチも広く見た目より容量がありますので、何かと持ち物も多くなりがちな行事のバッグとしても優れものです。また、両方の持ち手の内側には物入があり、中央のファスナーを開けなくても薄いものや小さいものなら出し入れがしやすくなっていますので片手で扱えてとても便利で使いやすいです。
銀色の源氏香模様の花緒を合わせた美しい銀色の草履台は「伊と忠」のもので、礼装にふさわしいほどよい厚みがあり、履き心地も良く軽やかで歩きやすい格調高いお草履です。


お子様の旅立ちを祝う厳かな卒業式、新しい生活が始まる晴れやかな入学式の大切な式典。その晴れの日に御召頂けるよう、実際にお手に取ってご覧いただき、御仕立て頂いて、記念の一日を過ごして頂きたいと思います。


*御仕立代は価格に含まれておりません。
*当店では積極的なネット販売は致しておりませんが、電話やメールでご連絡を頂き、ご注文を承ることは可能です。気になられる商品がございましたら、お気軽にお尋ね下さいませ。

カテゴリー|本日のコーディネイト

投稿者|呉服スタッフ

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