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お正月には裏勝りの羽織を

2021年12月06日

皆様、こんにちは。
鳥取の尾﨑呉服店です。


早いもので、今年も残りわずか。

如何お過ごしでしょうか?

師走に入り一段と冷え込みが厳しくなり、羽織が手放せない季節が到来しました。

今回のブログでは、新春に最適な裏勝りの羽織をご紹介したいと思います。





藤井絞 小紋着尺反&ナマズ羽裏.jpg   なまず 羽裏 1.jpg  羽織紐 グリーン.jpg
藤井絞 ホタル絞小紋着尺反  ¥220,000-(税込)
藤井絞 羽裏  瓢鮎図   ¥110,000-(税込)
羽織紐 手組 伊賀  緑色  ¥8,800-(税込)



少し緑がかったグレージュ地に、蛍の光のような白い点がポツポツと浮かんでいます。

京都の老舗絞り専門店「藤井絞」の新入荷の小紋反です。

俗に「ほたるボカシ」と呼ばれますが、正確には「ほたる絞り(=綿ぼうし絞り)」。

白い水玉の中心をよく見ると、生地を絞る際にできる小さな針穴があり、防染された部分が柔らかい暈しとなっています。

このような薄色の飛び柄の小紋反は、羽織にされると素敵です。


裏地は、同じく藤井絞の「瓢鮎図」をモチーフにした絵羽の肩滑りがお勧め。

京都・妙心寺所蔵の日本最古の水墨画「瓢鮎図」(国宝)は、室町時代、日本の水墨画のパイオニア如拙によって描かれました。

ちなみに如拙は、かの有名な水墨画の名手・雪舟の師匠の画僧・周文の先生にあたります。

室町幕府4代将軍・足利義持が「丸くすべすべした瓢箪で、ぬるぬるしたナマズを捕まえることができるか」という公案(禅問答)を考え、如拙に作画を命じました。

現在、とらえどころのない、要領を得ない様子や、そのような人のことを「瓢箪鯰(ひょうたんなまず)」と言いますが、ここに由来しています

何となく今の時代の気分を具現した図案のようにも感じられます。


瓢箪と鯰が大胆にデフォルメされたユーモラスな羽裏。

表地と同系色の淡いお色目の肩裏ですので、少々奇抜なデザインでも、違和感なくお召し頂けると思います。

着物ならではのお洒落の醍醐味、裏勝りの羽織で新年をお迎えになられませんか?



*御仕立て代は価格に含まれておりません。

*当店では積極的なネット販売は致しておりませんが、電話やメールでご連絡をいただき、ご注文を承ることは可能です。気になられる商品がございましたら、お気軽にお尋ね下さいませ。


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*12月の定休日と年末年始休業のお知らせ
定休日・・・12月15日(水)
年末年始休業・・・2021年12月31日(金)-2022年1月3日(月)

※12月30日(木)は17時までの営業です。

(通常は18時まで営業しております)

ご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願いします。

カテゴリー|新商品

投稿者|呉服スタッフ

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